人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


吸血鬼 シメオン

[>>231男の振るった斧の刃は幼馴染の左肩に食い込む。――只の人間であれば、胴体を両断出来たろうが、相手はクルースニク。
幼馴染の服の間から黒い鱗が見えれば男は僅かに目を眇めた。]

が、ぁ…っ。

[幼馴染が懐に入れていた左手には聖銀のナイフが握られており。
至近距離から投擲されれば、避けようとも身動きの取れぬ男の首筋を傷つけ、そのまま男の背側にある壁に突き刺さる。
聖なる銀が触れた場所は魔物の身体を焦がし、男の顔は苦しげに歪んだ。]

く…っ。

[男は左手のみを幼馴染に阻まれた戦斧から離し、幼馴染の肩を強く押して引き倒そうと試みる。
引き倒せたなら、体重をかけて圧し掛かろうと。]

(247) 2014/02/22(Sat) 21:59:33

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