[それをしているのが、私の良く知る少女──一番最初のファン、だったからこのプレゼンが、何故行われているのかも、察せてしまえた。自惚れじゃなく、私の気持ちを慮ってくれた結果だと。だから] ……立候補って、今からでも大丈夫なのよね?[傍らの友人に問えば、もちろん!と満面の笑みが返った。あんまり嬉しそうだったから、苦笑を浮かべたもののはたと気付いて]