………中庭へ![ 混乱の最中で叫んだ声は、 きっと誰の声だか判断出来たものは居ないだろう だけど確実に、それは伝わったはず。 そう。彼らが中庭に居ることを。 あたしは、知っている 彼女から視線を外せば 一目散にあたしも、王宮へと踵を返した *]