人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ

― 会見の日 ―

[改めて、間近で見る巫女姫には、
たしかにキールの面影があった。
宵藍の瞳は議論を交わした日々と同じように澄んで、
今はそこに思慮と覚悟の深みが差している。
大人びた顔には風格や威厳までもが漂っていた。

人々の信仰と敬愛を集めるナミュールの象徴。
千年積み重ねられてきた歴史の結晶。]

  殿下。
 我々は、3つのことを王府に要求します。

 ひとつ。シュビトの自治を認めること。
 ひとつ。国の政の主体を、貴族から民へと変えること。
 ひとつ。即時ナミュールの結界を解放すること。

[壊したくはない。
だから、壊しにかからなくてはいけない。]

(247) 2015/03/11(Wed) 15:13:56

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