どう思う、と言われても分かりません。
だって、吸血鬼なんて会ったこともないんですから。
[でも、このMr.セルウィン>>222はお話ができるみたいです。]
だとしたら、すべての吸血鬼がすぐに襲いかかるものだとは思えません。
もしかしたら、温厚な吸血鬼さんもいるのかも。
[そこまで考えて、ローレルは指先を合わせて小首を傾げます。]
お話ができるなら、……ううん、ちゃんと聞いてくれるなら。
助け合うことだってできるはずだよっ!
そうじゃないなら、今、私はかぴかぴにひからびるまで血を吸われて死んじゃってるよね?
だって、既に二人に会ってるんだもん。
[そう、この二人は――吸血鬼なのでしょう。]