人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[ファミル・アンディーヴが死ねばアンディーヴの家督と商会の長としての権限は、アンディーヴ卿に引き継がれる>>1:662それに難色を示す者も存在したが、ひとまずのところ、首都にあったアンディーヴ卿とファミル・アンディーヴの間に共謀の証拠はないとして、かれの身辺に類は及んではいない。
無論これは、アンディーヴ卿自身のこれまでの立ち回りの努力の賜物であったのだが。

馬鹿な姪だと、報に接した卿は人に話した。
それは本心であろう。その心の向き、中央とは些か色を異にするといえども]

 (───馬鹿な娘だ。)

[アンディーヴ卿はかつて、兄に代わって商会の仮代表を務めていたことがある>>1:217 だから海峡を開く、その有用性を知っていた。ゆえに平和裏に海峡を開放すること>>1:496、それを望む声の一端にも名を連ねたのだ。開放の代償に、命をとまで望みはしなかったものを。]

(246) 2015/11/09(Mon) 12:15:20

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