[やって来たクロードを出迎えて、挨拶代わりに巫女姫は穏やかに笑む]会見の機会を機に、ナミュールの街並みを眺めてみたくもありましたが…私が赴いては、街の皆様に余計な刺激を与えてしまうことにもなりましょう。此方まで御足労いただき、有難うございます。[逸らされぬ琥珀の視線。その瞳を彩る、燃えるような意志を受け止めながら]ええ。聞き及んでおります。それを伺うために、私は今此処におります。[建前も、其の奥も。真っ直ぐ向き合わんと、凛とした声で応じた**]