― 記憶の書庫 ―
……買うものを先に決めて置いたほうが楽かもしれません。
[腕の中の彼が落ち着いたなら、街へ行こうと誘い直して自身の荷物をまとめながら、彼と
あなたに持たせる鞄も、私のと同じ仕様>>1:16にしたいですし。
私の鞄も、もう少し広げたいですからね……
[自分はともかく、一人と二匹の食事を考えるなら……どう頑張っても容量が足りないだろうし、水の事を考えるなら水筒にも仕込みが必要になってくるだろう。
と、なれば、再度協力を頼むであろう空間の神には
ある程度回復した力で、元手の金貨を数枚生み出したなら、愛し子の準備が終わるのを待って、塔の街へと向かうだろう。]
― 塔の街へ ―→