人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ

― 騎士団野営地・会議 ―

[言いたいことを全部言った後、他の騎士たちを見ていた。
ローズマリーが、シュテルンが、自分の言葉を引き継ぎ、それぞれの気持ちをぶつけている。
切々と訴える声に、ざわめきが引いていく。

やがて、いくつか承認と賛同の声が上がり始めた。
騎士団長も、団長代理も不在となった今、誰かを立てる必要がある、と。
騎士団長の証である"鍵"を継承した者があるのなら、それを立てるべきだと。

声をあげたシンクレア卿を見て、視線だけで礼をする。
「必ず、やりとげような。」
そう言っていたシェットラントが話をつけてくれたのだと思った。]

(246) 2014/03/31(Mon) 23:23:16

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