[アルビンから人狼を信じているんだな>>235と言われて、うんと即座に頷く。
”おそらくはアルビンが言っていることと全然違う意味で、だろうけど。”とは思ったものの、説明する訳にもいかないから黙っていた。
かつてモーリッツの話を否定していたアルビンだが、今はそうではないらしいと気付いている。ゲルトの遺体を見て、人狼である根拠を直接話し合えば、考えが変わっても不思議ではないと考えて、特に疑問は抱かなかった。]
?
[アルビンの視線を感じて、首をこてりと傾げる。
ゲルトを発見したとき震えている姿を見られていたなんて知らないから。心配しているようにも見えたし、自分を疑っているようにも思えた。
けれども、人狼の仕業と考えを出したとき、アルビンはこちらの言い分をすんなり聞いてくれた。もし疑われているならば、説得すれば他に疑いを持っていけそうな気がする。仮に失敗しても結果的に人狼から疑いを逸らせていい。そう考えると途端に気楽になった。]