人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍部隊長 セルウィン

『ま、待った! あっち……!』

[連れて来た精鋭の一人に腕を叩かれ、元来た方を指差される。
 そこで見えたのは――先よりも明らかに前進している敵軽歩兵隊と、蹂躙と呼ぶに相応しい速度で減らされていく自部隊の兵の姿>>243]

 くそっ……。やられた、そうか……。

[元々、自分と精鋭兵だけでぎりぎり維持していた戦線だったのだ。
 下がって次の隊に任せる間なら、とは思っていたが、本気で潰す気で来た相手に持ち堪えられるものではなかった。
 その次発隊の存在が知らされたことで、敵の方針に変化が生じていたとは考慮の外である]

『どうします? 今からでもあちらに戻りますか?』

(246) 2019/11/03(Sun) 22:03:25

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby