人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


亡国の将軍 ヨセフ

― セミヨン川南岸 ―

[魔軍の動向を探るためにセミヨン川付近に残された斥候隊>>50
夜闇が辺りを包んだ辺りで、彼らは地響きのようなもの>>196を聞いた]

「なんだ……?」

[夜闇に響く音は不気味さを冗長する。
音がするのは北方、橋の向こう。
やがて、闇に慣れた目が捉えたのは、昼の戦いの時以上の異様さを纏う魔軍の姿>>197だった]

「でっ、伝令ーーー!!
 魔軍の夜襲だ! 後方へ伝えろ!!」

[斥候兵の慌てた声が待機していた前方陣営に響く。
現状把握出来る敵戦力と規模を伝えるため、伝令馬が一頭後方に向けて飛び出した]

(246) 2017/01/31(Tue) 20:45:22

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