けふっ、けふっ……やだ……まだきもちわるい……[よろよろとした足取りで医務室を後にする。船酔いや飲みすぎなどではない。単純に身体が拒絶しているのだ。片手で口を押さえ、もう片方の手で壁を伝いながら、ゆっくりと進んでいった]