俺、ほとんど我流だけど、それでもだいじょーぶか?[正式な弓術も習って身についてはいるが、本領はそこからの我流アレンジ。それが変則的なものなのは周囲─主に長兄から─の指摘で理解はしていたが。馴染むんだからいいだろ、で押し切っていた頃。申し出の裏の真意には気づく事無く、明るい調子でこう返していた]