── レストラン ──
[スノウとラヴィのもふもふを堪能しつつ、運ばれてきた料理(トリッキーな料理ではない普通の)を食べていると。
ふと、ボックス席の男性へと意識が向いた。>>223
たしか、ドロイドがティーカップを運んできたのは、しばらく前であったような気がするも。そのティーカップに、口付けらた痕跡はない。
よくよく観察すれば、顔色が悪く、唇を噛み締めたままにブルブルと震えていた。
体調が悪いのかと近寄って声を掛けようとした矢先。
( 殺される……?
…………ガルーに? )
呟かれた言葉を訝しむ。
勿論、彼が軍部の機密データをコピーして持ち出し、連邦政府に暴露しよう……などと考えているとは知る由もない。>>282 ]