ぞふぃや、さん。[>>221お願いに応えて名を教えてくれた彼女から差し出された右手に示された先。空から舞い降りたのは見覚えのある橙色の羽根。思わず伸ばした手の上、そっと触れた途端に懐かしい──彼女と戦っていた時にも過った光景が映って。驚きに目を瞠っている私に教えられ、願われた彼女の言葉に、こちらも緩やか、表情は解けて]