……そうだ!皆さん、記念に写真を撮らせてくださいなのです![フレンド登録がひと段落したころだろうか、鞄からデジタルカメラを取り出して思い切って頼んだ。「皆さん」の中にはもちろん『緋色の神拳』のプレイヤー、カルディナールロート少尉も含まれる。頼むならば今しかない――そんな思いに駆られての行動だった。許可が下りたならば各人の写真を一枚ずつ撮ったり、他の人にカメラを渡してツーショットを目論んだり、最終的には軍の広報担当の人にカメラを渡して集合写真を撮ったりしただろう**]