人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


駆け出しヴァイオリニスト セルウィン

きっと、人狼は見習い魔女を倒そうと動く事でしょう。
一人で太刀打ちするのが難しい相手だそうですから、私はなるべく信頼できる人間と共に行動するべきだと思います。

……私は、貴方の事は信頼できると考えています。
だから、もしよろしければご一緒させて下さい。

[その申し出は、言葉のままに受け取るのなら、彼に対する信頼の表れだ。
けれど、実際の所は人狼が誰か、知っているゆえの油断である。

――シグルドが人狼である可能性を、初めから切り捨てて考えている、という。

察しのよいものなら、その違和感に気付くだろう。
人の良い彼の場合は、はたしてどうであるのか]

(245) 2014/11/11(Tue) 23:57:44

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