― 左舷機関室 ―
[道中で案の定間違った方向へ進みかけ、結局カークに連れて行ってもらうことに。途中で機械科、工作科倉庫に寄り工具などを調達し、機関室にたどり着く。
――機関室は、灼けた匂いで充満していた。]
はぁ…はぁ…ええと…艦内放送がかかったら人が来るかもしれないから…それまで待機だけど…
その間に、爆発原因の詳しい調査と…その後で、修理する上での簡単なタービンの説明をしますね、ふう。
[つい走りだしてしまったせいで息も切れている。そういえば爆発してから殆ど走りっぱなしだったっけ。]
あ、そうだ、みんなにこれあげるね。
[内ポケットから飴を取り出して全員に手渡す。]
疲れた時には甘いモノが一番だよ!