へえ、魔法だけじゃなく、剣の腕にも覚えありってとこか?
[ シェットラントの言葉に軽く応じながら、剣の柄の「目」を睨むように見据える ]
(あれを落とすのは、一苦労だな)
[ シェットラントの剣技が確かであろうことは、剣を持つ姿をだけでも判る。>>242しかも魔法の腕も半端ではなさそうなのは見たばかり ]
なあ、シェットラント...なぜ、初対面の俺と戦うのか、ちゃんと判ってるのか?
[ どこか律儀で真面目そうなシェットラントの口調は、彼の元々の人格を映しているのだろうと思う。理に適わぬ事は、本来厭う性格なのではないか?
そんな気がして、問いを投げた。
その間にも、無手だった男の手には、一本の長槍が現われている* ]