[養父母の仇の手がかりとなるサーベルを公爵邸へと持ち帰り。偵察を放って、公国の実行部隊を突き止める。その中に“天使”とあだ名される小柄な兵がいることを知れば。] …………今に、見ていろよ……。[低く、怨嗟の声が零れた。]