[ふわり、鴉が少年の傍らで羽を休めれば、彼女の声が鴉に向けられる。>>200]『あー、こっちも遅くなったし気にすんな。 ともあれ、改めてはじめましてっと。 俺はハスティな。』[傍らの少年、最初は黙って聞いてるだけだったけども。]『……こいつのこと、信じてやってくれてありがとな。 お嬢ちゃんがいてくれたから、こいつはきっと試練に合格出来たと思うんだ。』 ………。[事実ではあるけども、改めて他者からこう言われるのはなんだか気恥ずかしくて、少年はそっぽを*向いた。*]