[最期の反撃を喰らうのを承知しながら、踏みとどまり、砕けた聖衣の奥に、青い気弾を叩き込んだ。天使の身体に弱点があるかは知らない。ただ、それを形づくるものの意志を保たせないほどの、気を注ぎ込んだつもりだ。反動で自分も意識が、 飛びそうになる。*]