― 虚無の深淵 ―
[何物も存在せず、曖昧に存在するような不可解な空間。エルトナを見ると居心地が悪そうだ。
わしりと撫でてみながら]
そんな世界で生きるのはごめんだな。
[神代の、なんていわれて、軽口を叩くことで肩の力を抜く。見失うなと言われた以上、常のようにあるならそんなものだ。
精霊のいとし子の祝福>>223を受けると一つ頷いて]
虚無ってのは結局どういう存在…概念なんだかな。
[戈を手に持ち肩に担ぐようにしながらぼやきつつ、同輩たちを見遣り]
怯えるなよ、ゾフィヤ。
後な…怪我してきても今回は泣くなよ。
[挑発するような言葉とともに、今回はとのことを付け加え、エルトナを駆る。号に合わせるようにエルトナははばたく。一体の薄気味悪い塊へと向かった]