― 談話室 ―……ここにいる以上は、無関係とは言えない。知らない者ばかりだろうから、怪しい者がわからず、投票はしにくいかもしれないが。相手を知ろうとして動いていたなら、恐らく認められるだろう、と私は考える。[微妙に曖昧な言い回しなのは、確約が取れないからだ。>>241]……他の者に聞かれたくない話ならば、少し待っていてくれるかな。雑用を済ませてくる。[そうしてニコラスを一旦待たせ、談話室を出た村長は、箱だの紙だのを持って戻ってきたのだった。>>234]