[エディはそのまま州都へと運ばれていき、州都に足を踏み入れられない自分は、彼と会うことも無くなった。一度きりの文>0:19 に返事も書かずさっさと燃やしたのは、あるいは強がりだったのかもしれない。彼の無事を心から喜んだのも事実で、帰ってこないのを恨んだのも、自分の迂闊さを悔やんだのも事実だ。今はもう、そんな感情も風が攫って行ったけれども。ともあれ、ストフェ湿原は苦い思い出と共にある場所なのだった。]*