[日記を読み終えた彼にどういたしましてと告げて受け取る彼は暗号には気づかなかった。それは当たり前だけど――少しだけ、寂しいと思ってしまったのは仕方ない綴られた日常が突如終わりを告げた悲哀それも島を出て懐かしむものへとかわるしかし変わらないものも、確かにあるその1つが島に眠っているのだ――そう、眠っているのだ]