人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


気儘な猫 カレル

[やがて蜂蜜の小瓶を見つけ出せばやっと大人しくなり、座り込んで直に指を突っ込む。
ぐるり、掻き雑ぜてた指を引き抜いて、絡む琥珀色を舌の腹で受け止め、満足気に目を細め、広がる香りに鼻をヒクつかせながら、焼き上がりの時を待ち]

…そういえばさっき、大事な人を失った、とか馬鹿げた事言ってたな。

俺の一番大切な奴は「此処」に居る。守る為なら誰であろうと何度でもぶち殺すさ。
動くものを仕留めるのは「チャールズ」の趣味で特技だからな。
守るものさえなければ、誰が相手でもそう劣る事はないだろうよ。

[>>238自分の身を案じる彼に、心配無用と不敵に笑い飛ばして返す。驕りではないとおもう、あの事件の日、その為に訓練された護衛を何人も相手に殆ど無傷で生還した訳だし…運であった可能性も無きにしも有らずではあるけれど]

(243) 2013/10/09(Wed) 04:01:07

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