― 八幡 甲板 ―[海から鳴丸に引き上げられ、こちらへと向かって来るシロウを見遣る。その傍に光り輝く身体を持つ竜が寄る>>241のが見えると、私は一つ瞬いた]───ん? ディークか。こちらに来ていてくれたのだな。[遠戚であり私より3つ年上の騎竜師であるディーク。彼が騎竜師になる時に色々あったことも知っている。私が騎竜師への道を絶ったのはそのいざこざを聞いたからでもあり、彼が騎竜師になるのならば、と言う想いもあったからだった。その分私は私の道を全うしようと心に決めている]