― 食堂 ―全くアイツは。[熱弁を振るったらしい宿屋の跡取りに対して苦笑しながらの嘆息を一つ。彼の青年は少々熱が籠もりやすいのではなかろうか、と思ってしまう。後で捕まったら煩そうだな、なんて思いつつ、その後は明日の作戦へと意識が移ってしまったため、一礼するフランツ>>230を目端で見送る形に]