― 天の船の消えた日 ―
[パンチを食らってみせたら、驚いたような声で心配された。>>240
天使並みに素直だな、と思う。
おまけに、「あいつや教会には近づかない方がいいかも」と、親身に忠告までくれた。]
ありがとさん。
[万感を込めて囁いて、身体的にも礼をしようとしたら、とたんに返る罵声。>>241
じたばたするのが楽しくて、ひょいと持ち上げてしまいたくなる。]
さあ、病院行こうかー!
マチス、笑ってないで手伝えー
おれは片手なんだぞ。
[嬉々と笑みを交わして、生きている喜びを噛み締めるひとコマ。*]