―お茶会―[>>144不意に聞こえてきた声に振り向くと]やあ、ミヒャエル。ようこそお茶会に。[言う間に銀の栞を手渡されて目を丸くする]えっ。例題集のお礼、って…先に使ってしまってたのは僕のほうなのに…。…貰ってもいいのか? ……ありがとう。すごく嬉しい。[目の高さまで持ち上げて、透かし彫りを見つめた]綺麗な意匠だね。…僕ってミヒャエルの中で狐のイメージ?[目を細めて楽しげに笑った]