[流石にこの二人のことは…笑いながらでも殺せそうには、ねぇけどな……。サロンで労いを伝えた時>>1:484、乗客や、乗員の役に立てたかと、不安そうに、けれど嬉しさを滲ませていた顔に零れ続ける涙。罪悪感を一先ず追い払うような溜息と共に、笑顔で おいでおいで、と手招き。ベルが近寄ってくれたなら、手の甲で涙を拭ってから、そっとその頭を撫でようとして。 ――…でも、ごめんなぁ。 こういうのは、たぶん偽りの優しさなんだろうね*]