[容赦のない啜り方が力を削いだか、体勢を反転し上に乗り上げたまではよかった。首筋から血を啜り、赤く染まった牙をむき出しに笑んだ――後、飲むより流れるが多かったが故に、全身の力が抜けギィの上へと倒れこむ] ふは、は …これ、が あんたの望みか[やがて床に転がり、レトは言葉だけは威勢よくしかし小さな声で嗤ってみせた]