──現在・第二エリア付近──
[ダメ、笑っちゃ、絶対。
しかし顔をガートルードから背けているからと
頬が緩んで仕方がない。
プルプル震えながら笑いをこらえるが、
そのプルプルは怯ている為の
プルプルに見えると良い。
しがみ付いてテオドールの腕あたりに
顔を埋めながら精神統一。
そう、彼は、自分のことを守ってくれる
優しく頼りになるお兄ちゃんなのだ!
(>>233テオドール)]
うん、……エディもきっと大丈夫よね?
お願い、必ず約束して。
エディとお兄ちゃんと私、
ちゃんと一緒に行こうって。
[眉根を寄せ眉尻を下げ、
じーーーーっと見つめ瞬きを止めれば
じわり、涙が滲んでくる不思議。
そしてテオドールに背を押され
ガートルードの方へと促されたなら(>>234)]