人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[少なくとも、難攻不落を謳う要塞を支える白狼騎士の総督。
それが国外資源を調べていると聞けば、先ず穏やかではないだろう。
(どう取るかは、参謀様、その人の考え次第である。)
俺はただ、あった事実を述べるのみだが。]

  然し先王様は流石ですね。
  公務で多忙でありながら、尚且つ、
  息抜きの場である私の前でさえ。

  公文書を書いている素ぶりの欠片をも、
  隠してみせたのですから。

[彼の心内に波紋が投げかけられたならばいい、と思った。
驚くほど俺の気持ちは中立にはなかった。 “両王子の何方でもない” のは、依然と変わりなかったのだが。]

  あぁ、然しながら両王子様は。
  何とも…酷な立場でしょうね、現状。

[あっけらかんとして、普通に言ってのける飄々さだった。]

(242) 2017/04/22(Sat) 17:57:57

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