…………。[リゼットの言葉に>>228、視線を落とし。ゆるく首を振る] 違うよ。 僕を助けてくれたのは、神様じゃない。 神様の使いの、神父様だ。[神は、生きるものに手を差し伸べてはくれない。ただ、見守っているだけ。おぼろげな記憶に残る街での事、母の死、そして巡礼の旅で見てきたもの――沢山のものを見てそう思うに至った。ならばなぜ、神に祈るのか。それは生きる事の全てが原罪の償いであり、現世の贖罪を終えて肉体から魂が離れた時、神の愛に触れることが出来るからだ]