[部屋の隅、自然に覚えているかつての所定位置。薫り高い珈琲も、甘い白砂糖も。氷晶石で冷やされたミルクもある。自分でカフェオレをいれるなんて数年ぶりのはずだが、その時間差を忘れる様に自然と体が動いた。][いつもの部屋で、いつものように。カフェオレのカップは三人分。昔のように、思い出のままに。]まだ熱いから、火傷しないようにね?[かける言葉も当時のまま。フレデリカとシェットラントに、暖かいカフェオレのカップを*手渡した*]