― シュヴァルベ北部採掘場 ―……ん?[どの道を進もうかと考えている間に、視線を感じて振り返る>>230特徴のある色の髪に、シェットラントの同学年の少年だと思い至り、自分が西寮の兄と誤認されている可能性も加味して、まずは手を振り返して近づいた。]こんにちは。君も、魔石見学?[横に立って声をかける。ミニパンフレットを持っている様子がいかにも探検を始めますといった様子に見えて、微笑ましかった。]