[ 初めて出逢った時のような 砂漠の星の響きで名前を返されれば>>224 僅かに浮かんだ柔らかな微笑みに一つ、瞬きをして。 ] ……っ、 [ 彼女の兄が人狼だったと>>225 はっきり分かる言葉で息を止める。 ][ …矢張りか、と思うと同時に あの時。砂漠の遺跡で出逢った 彼女と瓜二つの…けれど少し陽に焼けた少年の 学者を問い詰めながらも愉快そうにしていた、あの。 ―― ソールの顔>>2:301を思い出して酷く胸が痛んだ。 ]