……ウェルシュさん、は。
人と過ごしてきた時間が多いんですか?
[アイリ達とは旧知らしいどころかユウレンの人間の営みをよく知っているようで、人姿と妖力も見事に馴染んでいる。声かけられたのを機として、問いかけた]
もしそうなら、この調査が終わったあと僕の話を聞いてもらえると嬉しい。
手短に出来る話でもないんで、落ち着けてから。
[手短に出来ないのは、素性やついでの目的をどこまで話すべきか判断がつかないからだ。その力の強さを感じ取れればこそ、脱力しても警戒は消えない。
フレアに聞いてみようかと思っていたが、あの悲しみ方を見てしまうと気楽には頼みにくそうで。
そんな会話はその後何か>>219を思い出させる切欠ともなったかどうか。休息時間内では軽く話すだけに終わったことだろう*]