――補給部隊付近――[向かうは、襲撃予定だった補給隊の位置。斥候隊が戦闘中であれば、それを背後から叩ければ、と。だが、炎上がる地よりも先に人影を認めれば>>220>>223馬上から、低く誰何の声を上げた。] ――――――……誰だ。[暗がりに目を凝らす。よもや、此方まで斥候部隊が逃げ延びているとは思い難い。おそらくは、敵――そうあたりをつけ、腰のレイピアをすらりと抜いた。*]