へぇー、船内で花屋やってるんだ。
[不自然なほどに笑顔な彼女(>>207)は、カサンドラというらしい。人とあまり話すことが少なかった…は特に違和感を覚えることもなく、自分の名前を問われれば、]
俺はアデル・フィルミスト。難病患者向けの薬品を研究したりしているんだ。俺も仕事柄植物をよく扱っているから、自然が好きなんだ。
[デザートイーストやシーウェストにある植物のことなどを話しただろうか。好きなことを話す…は、ひまわりのように真っ直ぐな、そして素直な瞳が印象的だったかもしれない。話が盛り上がって、彼女からいろいろなことを聞かせてもらえたなら、ますます興味がわいてきて、]
また後で、お店に寄らせてもらうよ。
[彼女の思う壺ならそれはそれで構わない、花や薬品が気になった…は時間があればお店に行ってみようと思った。そう、時間があれば。
一度咲いた花に、そんな時間は残されてないんだよ。]