(結構重要なことを頼まれてる? だけど……)[何気なく、ココンへと視線を移す。 自分以上に相手の素性を察している相棒は、目線だけこちらに向けると、きゅう、と鳴いた。 やろうよ、どこだって一緒に行くよ、と言っているような。 その様子にひとつ頷いて] ――はい! 私で良ければ、やらせてください![天の騎竜師向け、そう答えて手を差し出す]