一隻離脱…、いや。残したか。 それとも残った、かな。[もうもうたる黒煙を上げる戦艦が、離脱するかと見えて単艦となり砲撃を続け降らせてくる>>211のに目を向ける。かの戦艦に巡洋艦の護衛はない。あれでは水雷艇の格好の餌食であろう。事実、そちらへと動き始めた艦影がある。]