失礼しますわ。
[彼の部屋の扉をノックして中に入り、一礼する。
彼のゲルトに対する返答を聞き、やはり影響を受けていたことを知るも今は薄れていると言われれば安堵の息をついて]
…また外が騒がしくなったようですね。
先ほど、一旦静かになったと思ったのですが。
[シグルドが危機に陥っていると聞けば驚きに目を見開くと同時、やはり天使たちでは片付けられない問題が起きていることを察した。]
収容所の方が特に騒がしいように思いますが――。
……私が様子を見てきます。よろしいですか?
[シグルドのことも気にかかるが、収容所に捕えられている者に何らかの異変があったなら見に行かねばならない。
考えて、ジークムントの了承を得ようと]