[固形の食物は、吸血鬼となってからは必要ではなくなったため 進んで求めなくはなったが、口にする事はできる。>>236 そんな訳で、スポンサーそっちのけで食べ尽くしては よろしくない、と言う事に気付いた娘の手から 一口二口と分けてもらいながら、隣を歩いていた] 食べ物以外の店もあっち……[がちゃん、と往来から剣呑な音が響く。 間近で呂律の怪しい怒声が宙に浮くのを聞いて、 咄嗟に傍らの娘を道の反対側に引いてやる]