……おらよっ、と![光集めた剣を全力で振り下ろす。銀色の光球が刀身から飛び立ち、近づいてきた騎士にぶつかって跳ねた。光球はそのまま数体の騎士を跳ね飛ばした後、エントランスの天井付近、やたら豪奢なシャンデリアの下あたりにふわりと止まった。立ち込める闇の全てを退けるには色々と足りてはいないが、最低限の光の加護は確保できる灯火が生み出される]ってぇ、と。……そんじゃあ、行くぜ![振り下ろした剣を構え直し。見据えるのは、迫りくる漆黒の騎士たち。**]