[トリガーを引く手が緩んだ気がする>>236。
先程の無表情とは打って変わった苦しそうに歪める顔を見れば>>237、記憶の相手と同じだと察して]
俺だよ、ゲオルグ
一緒にカマキリ……――っ!?
[近付き、胸倉を掴み上げられながら声を掛けていれば
ごちん!!!
とてもいい音が響いた。]
お、ぉぉ……
[無論避ける暇なんてなかったのでそのまままともに食らった。
額にダメージ。]
振り回す、って……
気付いてたなら最初から言えよ!?
無駄に体力使っちまったじゃねえ……ぉぉぉ……
[視界に散る星に気を取られながら文句を言っていたが、いつかのように抱き締められれば身体を強張らせた。
困惑に困惑が重なって、変な声しか出せていなかったが、声が震えてることに気付ければ。]