[けれど思い出すのは、皆と力を合わせ駆け抜けたゲーム世界のことで。 こちら側に戻ってからも、姐さん、なんて呼んでくれる声がそれを後押しする] ――うん、そうだね。 今度は皆のかっこいい所、もっと見せてもらわないとな。[皆の頑張りがあったからこそ放てた、あの一撃のことを思い出す。 今度はそれを、ここにいる誰かや、見知らぬプレイヤーが放つのだろうと思うと、少しだけ胸が熱くなった**]